錐体路の話。(経路の話)

基礎医学

今回は錐体路の問題なんやけど、ついでの他の経路についても書いてくよー。

たりないところは随時足してくー。

問題はこちら。

なんかやらしい問題よな。

小脳脚を3つ入れてあたかもどれかに正解があるよーってみせとる。

やらしいなー。

一応正解は2ね。大脳脚。知ってれば簡単。

経路系の過去問はこんな問題があった。

  • 錐体路を構成するのはどれか。
  • 下行性伝導路には何があるか。
  • それぞれの感覚はどの経路が制御しているか。
  • それぞれの経路は何と何を結んでいるか。
  • それぞれの経路はどこを通るか。


こんなんが多いね。例えば、脊髄小脳路は前索を通る?とか。

結局どの経路がどこを結んで、どこを通るかしっとかんといけん。

このシリーズは長くなりそう。

使ってる教科書はこんなの。細かく書いててよく使う。


神経局在診断 [ 花北 順哉 ]

価格:12,100円
(2022/4/3 16:40時点)
感想(0件)

これは最新のやけど、第4版でも十分。中古でもいいかもね。


【中古】神経局在診断 その解剖,生理,臨床 改訂第4版/文光堂/ペ-タ-・ドゥ-ス(単行本)

価格:1,873円
(2022/4/3 16:48時点)
感想(0件)


錐体路とは

錐体路は随意運動に必要な経路。「皮質脊髄路」のことやね。

んで錐体路は2つあって外側皮質脊髄路前皮質脊髄路

錐体路の経路は

大脳皮質(area4:中心前回) → 放線冠 → 内包後脚 → 大脳脚 →

橋 → 延髄 → 脊髄前角細胞

引用:神経局在診断改定第4版


んで、延髄の下部で線維の80〜85%は交叉する。

これが延髄交叉やね。

交叉せんかった線維はそのまま下行して前脊髄路となる。

錐体交叉したやつは外側皮質脊髄路で側索を通る。

んで、側索を通るときは外側から

S(仙髄) → L(腰髄) → Th(胸髄) → C(頸髄)


の順番に並んどる。こんな感じ。

やけん、中心性脊髄損傷は上肢がやられる。

歩ける人が多いね。損傷してないから。




他の錐体路としては

皮質核路(皮質延髄路)がある。

皮質延髄路は錐体路の一部の線維が中脳の高さで分かれて、

運動性の脳神経核に入ってく。

運動性の脳神経核ってのは第5、7、9、10、11、12。


これは国試にはでてきて無いと思うけど補足ね。

錐体路が障害されたら、国試的には

  • 痙性麻痺
  • 腱反射亢進
  • 病的反射の出現
  • 表在感覚の減弱
  • 巧緻運動の障害と筋力低下

が、生じるよ〜。

錐体外路

そもそも錐体外路ってなにかっていうと、

錐体を通過しない他のすべての経路のこと。

んで、

おおまかな働きとしては

脊髄による運動性の反射や、脳幹・小脳などによる運動性の反射に

影響を与えとる。

経路名でいうと

  • 網様体脊髄路:近位筋のコントロール。姿勢の調整
  • 赤核脊髄路:錐体路の補助。特に屈筋。
  • 視蓋脊髄路:頭部の反射や眼球運動
  • 前庭脊髄路:平衡反射
  • オリーブ脊髄路:平衡機能

などなど・・・

いっぱいあるのよこれが。

問題ででるとしたら大まかな機能と、どこを通るかやね。

今回は下行路について書いたよー。

次は上行路かな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました