片麻痺の話。

中枢

今回は片麻痺の話をするよー。

臨床でも病院勤務やったらよく出会うね。

上司の治療方法マウントが腹たってくるやつね!

やってくよー。

過去問はこちら。

一問一問やるね。

ブルンストロームステージのこととかは実際と違うことが多いんやけど国試向けにしてく。

問1.四肢の遠位部と比べて四肢の近位部の回復が遅れることが多い。

はい。ですね。

基本的に近位部から回復していくよ。

諸説あると思うけど錐体路は遠位を主に支配しとる。

手とか足とか巧緻動作に関与する。より人間が発達しとるとこね。

んで、錐体路以外の経路である錐体外路系が近位部のコントロールをしとると言われとる。

網様体路とかね。姿勢保持するため、行動するための基本的なところ。

錐体外路系はいろんな経路があって回復もしやすい。

痙縮が出やすいのは錐体外路系やけどね。

問2.上肢の麻痺に比べて下肢の麻痺のほうが遅れることが多い。

これもです。

これも発症部位によって変わるけど、基本的に下肢のほうが早い

上肢はより錐体路が関与してて支配領域も大きい。

引用:病気が見えるvol.7

手のとこがでかいよねー。

そんだけ細かい指示が必要ってことやね。

下肢は移動とかがメインで巧緻動作は少ない。荷重とかが自然に加わるし回復もしやすいんやろね。

荷重が加わると深部感覚への刺激が加わって網様体路に関与する。

上肢は表在感覚が鍵になるし難しい。

問3.上肢に痙縮があると肘関節は屈曲することが多い。

これがやね。


そもそもなんで上肢は屈曲なんでしょうー?

まずシンプルに筋肉量の違い。

上腕三頭筋と上腕二頭筋なら上腕二頭筋のほうがでかい。

同じだけ強く働いたら屈曲するよね。

足関節も同じ。前脛骨筋とかと下腿三頭筋なら下腿三頭筋のほうが強い

やけん底屈する。

シンプルやろ?手関節は同じくらいやけん背屈の人もおれば掌屈の人もおる。

経路でいくと、シナジーでは上肢は屈筋、下肢は伸筋が優位になる。

シナジーとかは調べてみて。国試にはあんまり関係ないけん省く。

錐体外路系が屈曲・伸展には結構関与してて調べだすとおもしろいよ。

ウェルニッケ・マン肢位はなんでかな?って理解すると簡単やね。

問4.共同運動が出現した後に連合反応が出現する。

これがね〜。勘違いする問題なんよ。

まあやんね。

でもね、正しいブルンストロームステージでいうとおかしなこと言っとる。

よく連合反応の次は共同運動、次は分離していく感じに回復するって習うでしょ?

これが間違い。

ブルンストロームステージの原著は共同運動の人を3。連合反応の人を2。って振り分けける検査方法なんよ。

どこにもその順番に回復していくなんて書いてない

それを教えるけん、まずは連合反応、次は共同運動っていうふうに必要のない共同運動を作ってしまう人が多い。

学生は悪くないよね。教えるほうが悪い。

問5.発症直後は筋緊張が高まることが多い。

これもです。

脊髄と同じで脳もショック期がある

脳と体の連絡が遮断される時期やね。

やし、連絡がいかんけん弛緩する。

回復してくるとまずは原始レベルの反射が回復していくる。

その後は立ち直りが出てきて、ステップが可能になってきて・・・

っていうふうに回復する。

立ち直りができたら座位とれるし、ステップできたら歩けるし。

そこを無理やりすると痙縮になってしまうよ。

腱反射の検査目的はまず原始レベルの回復が行われているか確認することやね。中枢の場合は。末梢神経なら別やね。

片麻痺の話おわり!

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