今回は関節リウマチの話。
関節リウマチは多発性の関節を主症状とする原因不明の全身性疾患。
原因は不明って言われとるけど、自己免疫疾患の一つやね。
国試では定番で出てくるね。
今までの国試でよく出てきたのが
- 変形について
- 症状
- 診療基準
が、ほとんど。要点だけ絞って覚えましょ。
最近の問題がこちら。

関節リウマチの変形
リウマチは上に書いたように多発性。
やけん、全身に変形を生じる。
変形が起きやすい関節と、起きにくい関節があって起きやすいのが
- 手指のPIP関節
- MP関節
- 手関節
- 肘関節
- 肩関節
- 頚椎
- 足指
- 膝関節
こんだけある。
手のイメージやけど色んな所に起こるね。
図で言うとこんな感じ

そのなかでよく出てくるのが、頚椎は含まれるか?
何やけど、頚椎の脱臼を起こすことがあるけん頚椎は変形する関節に含まれる。
逆に変形しにくい関節として問題ででるのが
手のDIP関節!!
DIPはPIPと引っ掛けででてくるけん要注意。
生じる変形の種類としては
手指で生じるのが
- 尺側偏位
- スワンネック変形
- ボタン穴変形
- オペラグラスの手
- 母指のZ変形
下肢で生じるのが
- 膝関節の屈曲拘縮
- 槌指
- 外反母趾
- 足指のMP関節変形
このくらい覚えとけばOK
過去問で出てきたのはこれくらい。
いろいろ引っ掛けてくるけん注意。

次回は症状について書いてくよー。
お疲れさまでした。
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